もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

AutoCAD

3D技術を地域振興へ

ちょっと見出しがかっこよすぎる?かもしれないけど、以前紹介した「3Dプリンターで印鑑」を作るお話です。


話は先月。 「もぐらさん、振興会での書道クラブの会員さんに、朱印を押す印鑑を作ってほしいのですけど・・・」と会長さんが来られました。調べたらこの朱印を”落款印”というんですね。


以前にオイラが作った印鑑を見られていたので、オイラが印鑑を作れるのを知っておられました。

「今は消しゴムを削って書道作品に朱印を押していましたが、自分で書いたもので落款印を作りたいのです」 

ということで8人の手書き作品が来まして・・・テストで一つ作ってみました。


鉛筆で手書きで書かれていましした。 

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これをコピー機でスキャンして、パソコンに取り込み、AutoCADにこのスキャンデータを張り付けて、輪郭をポリラインでトレースします。


以前はAdobeのillustratorでトレースしましたが、文字が単調なのでトレースした方が早いかなと思いましてこのような手法を。


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そしてできたポリラインを 『 線対称で反転 』 するのを忘れずに! ハンコなのでさかさまにしておかないとだめですよ。


そのポリラインをに高さを持たせてソリッドにして、”くり抜く”部分だけ色を変えて長くしておきます。

そして ”差” 機能を使って文字を完成します。

それに持つところを作成して合体させます。


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AutoCADから”印刷”→”3Dプリンター”で出力し、STLファイルを作成します。


STLファイルを3Dプリンターに取り込んで、造形します。

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できたものは表面が滑らかでないので、サンドペーパーで削って完成です。


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使いこごちは・・・ちょっと指をかける部分が大きすぎたのでもう少し修正してみることにします。

3DCADの歴史

昨日南の方の現場に出かけましたが、まだ行きがけには雪が残っているだろうと思っていましたが、???路面には雪が無い。 ふと考えると先週は内業ばかりしてい天気をよく覚えていなかったけど、”雨がたくさん降った日”を思い出しました。塩カルまみれの道路もきれいな路面になっていましたので昨日の通勤ドライブは気分が良かったです。(笑)


年度末も押し詰まろうとしているのにまたまた悪い虫が出てきまして〜、パソコンの入れ替えを行おうと部品を買い集めています。そのなかで一番手間取るのが ”ソフトの移動・インストール” です。

OSのインストール方法にも歴史がありますね。 


1995年ごろ Windows 3.1  フロッピーでインストール

1998年   Windows 98   CDとフロッピーでインストール

2001年   Windows XP 〜 8.1  CDで発売
2015年   Windows 10  USB またはダウンロード


と、OSの歴史もいろいろと。


それで再インストールするCADなどのソフトを引っ張り出していますと、こんなものも出てきました。


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2000年 初めての3次元CAD Vecter Works 8.5 

建築系CADだけど土木的な機能も付いていて、現況をランダムにTSでXYZを観測してきて、等高線を作っていました。まだサラリーマン時代だけど、40万円のノートパソコンやこのソフトを使って。仮設計画などでは重宝しました。


2003年には実は「3Dと土木構造物の出来形管理論」を。
デジカメとGPSで構造物をリアルに映し出して、それをパソコンに接続して3Dモデルと位置合わせをして出来形管理が出来ないかなと?と。つまりARですね。 


ソフト技術者さんなどに問い合わせに行っていましたが・・・

「まだ今の技術では無理です」 といわれて ” 時 ” が来ないとダメだなと思っていましたが、そろそろかなと思っています。


余談ですが、2006年にブログ開始です。


次にVecter Works 12 も買っていましたが、AutoCADのCivil3Dが出てきまして、等高線が描けるようになったので次はこれを買いました。


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AutoCAD Civil 3D 2008
Civil3D の2代目 まだバグが多くてソフトが落ちるわ、機能が使えないところがありましたね。なのでこのころはサブスクにも入っていなくて、このバージョンをずっと使っていました。

 

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次にAutoCADの複合版 INFRASTRUCTURE DESIGN SUITE 2015 を購入。

2008より格段に良くなってサブスクでアップグレードしていきまして、2018ぐらいで非常に安定して、サブスク制度が無くなり今は2020で止まったままです。
ちなみにこのUSBの容量は20GBにパンパンにデータが入っています。もう必要ないからフォーマットして通常のUSBメモリーに使用するかと思った次第です。


こう過去のものを並べてみると・・・オイラの歴史が。歳をとるものだ。(苦笑)

3次元データの取り扱い (Trimble Business Center)

日曜日から急に気温が下がり今朝は、事務所内でも寒いですね。でも15度ぐらいはありますけど。

先週は3次元データの作成で始まりAutoCADCivil3Dの講習で終わりました。最近は建設業界でも3D化が進んでいますが、それを作成するソフトもどんどん高度化してお値段も高額的になっていますね。もちろんフリーソフトや格安ソフトを使用しながらでも、できることもありますが、サポートが無いというのは会社として導入するには厳しいところもあるでしょう。


そこでオイラが使っていて便利だなというソフトを時たま紹介してみます。


今結構な頻度で使っている3Dソフトで、地上型レーザースキャナーとセットで ”Trimble Business Center”略してTBCを入れましたができることが多いので、結構重宝しています。

しかしお高いソフトですが、サポートがほぼない。購入した営業マンに聞く形です。


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使い勝手もかなりマニア的。 でもできることは多いので、使い倒せれば便利ソフトです。


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できることを列記してみます。


・点群の合体  UAVやTLS点群をインポート

・点群のレイヤ仕分け 屋外設定 : 地面、建物、高植物、ポールや標識、電線

           屋内設定 : 壁、床、格子フロア、天井

          (仕分け精度はそれなりに。細かい設定はできません)

・範囲を選んで必要な点群のみエクスポート

・AutoCADのRECAP形式で出力が可能

・3DCAD機能 (オイラはまだ使えない)

・等高線や面データの変換

・ヒートマップなど出来形管理帳票の作成

・三次元計測

・Trimble のGNSSを取り付けているマシーンコントロール建機へのデータ変換


大きな点群が取り扱えないといわれていますが、5GBぐらいの点群は取り込むことが出来ています。またオプションでUAVなどの写真から点群を作れる外面もあります。(ちょっと気になる)


点群をAutoCAD Civil3Dに取り込むは AutoCAD RECAP というソフトを使わないといけないのですが、このソフトはまさかの変換のみ。ゴミ取りも何にもできないので、ゴミ取り・仕分けには別なソフトを買わないといけないのです。でもこのソフトは直接RECAP形式に出力できるので、Civil3Dを使っている人には便利だと思います。また時たまヒートマップの出来形管理を使用しています。

と、オイラが使っているソフトの感想です。

AutoCAD 座標値プロット

「梅雨」と単純に呼べない季節に近年はなっていますね。数年間には日田市や八女市の建設協会さんの講習会に呼ばれて数年行っていましたので、頑張って復旧されていることだと思います。


オイラも今年初のCADの社内講習に行ってきました。7時間の長丁場なのでした。この度はAutoCADの、土木専門の講習になりますね。

項目は・・

1、AutoCADの設定方法 (オプション・リボンの等の設定)

2、基本作図方法(単カーブ、円の取り扱いなど)

3、編集 (ハッチング・等高線等のポリライン編集)

4、レイアウト印刷設定

5、座標設定

6、マクロの作成

という基本操作を。


本日はその時に使用した座標値をAutoCAD(AutoCAD互換CAD)にプロットできるものをダウンロードできるようにしました。


だいぶん前から作成してオイラは使っています。レイヤや線種・色など自由に設定できるように作っていたのですが、AutoCADnoバージョンが変わるごとにエラーが出たりしてリリースすることができなかったのですが、今回複雑なことはできないのですが、AutoCADのバージョンが変わっても使えるだろうというものをリリースしてみます。


Excelのセルに座標値を張り付けて、数式を作っている”列”をコピーして、それをAutoCADのコマンドウィンドウに”貼り付け”をするとその座標値がCADにプロットできます。


B列をコピペすると 『点と測点名』がプロットされます。

C列をコピペすると 『 線 』がプロットされます。

同時はできないので、それぞれ行ってください。 


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作図例ではこのような図が描けます。


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原点付近にかけるようになっていますが、図形が見えない場合は ”オブジェクトの範囲ズーム”などを使って表示してください。


2D、3Dどちらでも使えるようにしています。オイラはマシンコントロール3Dデータはこれで作成しています。数式を複雑にしていると、数千点の座標とをプロットするのに非常に重たくなりますので、ほんと 単純にしていますので、自分でカスタマイズして使いやすいようにしてみてください。

数式が見えて、シートの保護などはしていませんので。


必要な方は下記のファイルをダウンロードして使ってみてください。


AutoCAD(座標プロット・点名+線) ダウンロード .xlsx 


初期は m単位 、 AutoCAD初期の”数学系座標”でも”測量系座標”でプロットできるようにX、Yを交換しています。

またCADのバージョン、環境によってはプロットが非常に遅くなることがありますので、コマンドウィンドウに張り付けた後画面が変わらないときはじっくりとお待ちください。


まずは自分なりにお試ししてみてください、初めて使われる人には画期的なものになると思います。

以前紹介している”横断図作図”もこれの応用です。オイラはこのほかに舗装の展開図や擁壁展開図など数式を作って仕事の効率化を行っています。


ご使用にあたって自己責任でよろしくお願いします。(笑)

3Dプリンターの活用

♪ 季節外れの雪が降ってる〜 ♪ というように12月から2月までほとんど雪が降らなかったのですが、ここに来て雪が降りだしましたね。 感じとしては”ほっと”しますね。 あのまま雪が降らなかったら、”異常気象”の気持ちで春を迎えることになりましたからね。


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先週も夜勤も含みながらお仕事をしていましたが、”朝から寝る”ってもなかなか寝れないものですね。昔は大きな工場や道路工事でないと”夜勤”をする人はいなかったですけど、今頃はコンビニなどで24時間の店で働いている人は、こんな生活をしている人が増えましたよね。


オイラも朝7時に家に帰り寝るのですが・・・1,2時間で目が覚めてしまい、そのまま仕事をしてしまうことに。 

”長い時間働けたので、時間を儲けた”

という気持ちになりますね。(笑) でも週末は体がボロボロになりますけど。


で、夜勤の次の日は基本休みなわけで、自由は時間があると思うと、悪い虫が出てきて、こんなしょうもないものを作ったりと。

プリズムポールの先のキャップ。

”カチッと”止まるように細いところを作りましたが・・・すぐに折れて、これは失敗でした。

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それとネジにチャレンジ 。


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AutoCADの”らせん”を使って作ります。


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測量のプリズムを取り付けるネジの作成ですが、ちょっとコツがいりますね。特に3Dプリンターで印刷する際は、 「一番精度の高いので印刷」。そうしないと表面がガタガタになって、ネジ山の精度が出ないことが判明しました。


「無いものは作れ」がオイラのポリシーですかな。(笑)

Windows 10 32bit

長い休みだな〜 と、年末には思っていましたが、お正月休みは消防団の出初式で終了いたしました。といいながら新年も2日からぼちぼち仕事を始めていましたが始めていましたが、一番手間がかかっていたのが・・・パソコンの切替でしたね。


テストのためにWindows7を一つ残していたのですが、1/14でサポートが終わるということなので、前記事で書いていたラジエター付きPCを購入していたものの、まだ切り替えていなかったのです。


ちなみにここのサイトに来ていただいている人が使っているパソコンOSは下記のとおりです。


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ブログのアクセス数を調べるところについているものです。

以外にWindows8の人は少ないんですね。


お正月にあれこれとパソコンの相談があったのですが、どうも古いソフトを使うのにWindows XP を作らないといけないかな〜と考えていたのですが、試しにWindows10の32bit版を持っているので、仮にインストールして使ってみますと、ほぼほぼ古いソフトは使えましたね。

AutoCADの2000も何かと最初はエラーが出ていましたが、メインの機能は使えております。


Windows10の32bitパソコンは通常売っていないので、OS Windows10の通常版を買うと64bitと32bitを選択できます。


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最新のWindows10の64bitを買い、この通常版を買って再セットアップをすると、とりあえず32bit版を作ることはできますが、メーカーの専用ソフトがなくなったりしますので注意が必要です。ま、windows8からは、マザーボードやLANのドライバーが無くても使えますので、オイラは今のところ問題なくやっています。


で、今回は3台のPCのソフトのライセンスを移動したり、消費税を10%にしてくれたので、経理ソフトを買わされる羽目になったりと、少しづつ中身を変更してやっと通常の仕事ができるようになりました。

2020-01-13 追記
使い始めたころはAutoCADは動いていましたが、また使おうとしますと、起動できなくなっていました。
もう少しテストをしてみないとだめでした。

不幸は突然やってくる

”不幸は突然やってくる・・・”


この言葉の通り昨日パソコンで測量計算をやっていたのですが、数日掛けてできたデータが突然読めなくなりました。

「ん、ソフトウエアのエラーか?」

とパソコンなどの再起動を掛けていたのですが、それでも治らない。もしかして〜、とデータを入れているサーバーを調べてみると・・・このように


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HDD(ハードディスク)が壊れかけていました。

幸いにもWindows OSを入れているHDDが壊れかけていて、大事なデータが入っている2TBのHDD2個は大丈夫でした。


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とりあえず、新しいHDDに古いHDDから「丸ごとコピー」をします。丸ごとコピーしますとまの新しいHDDがWindowsが入ったまま使えるようになるのです。

結果、成功。  と めでたしめでたし・・・と言いたいのですが、”機材の入れ替え”で同時進行で、中古ノートPCを買ってきてセットアップをしていました。


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まずは動きを早くするためにHDDをSSDに交換。

Windows を入れてアップデートもきちんとして、AutoCAD 2018を入れて・・・、ライセンス認証もして・・・・・   


『あ”っ』


突然止まって、何度起動してもダメ。


元のHDDを入れたらPCは起動。つまり・・・SSDが故障


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ここのメーカーのSSDはこれで2回目ですね。 やられました。


本日AutoCADのライセンスを戻してもらうのに、海外へチャット連絡しなければならなくなりました。昔は電話対応がありましたが。これが面倒なのですよ。


1日に2つも記憶機器が壊れるとは・・・ とほほです。

再セットアップ

年間行事の、メインパソコンの再セットアップ。10か月ぶりです。


通常半年ごとやるのですが、Windows10もなかなか安定していましてそのまま使い続けていましたが、AutoCAD2017にエラーが出だし、AutoCAD2016を引っ張り出してだましだまし仕事をしていましたが、一区切りつく仕事があり、月曜日の夜から再セットアップをはじめ、火曜日の朝からは通常の仕事を始める”強行再セットアップ”をやっていました。


久々の再セットアップとなりますと、バックアップやら、ソフトのライセンス解除など事前の準備が大変ですが、最近はクラウドライセンス管理されているものが多く、ライセンスがパソコンに残してフォーマットをしますと目も当てられません。

今回はAutoCADの調子が悪く、パソコンからライセンスを抜くことができずに、メールの交信で何とか直したパソコンにライセンスを入れることができました。昔は電話で。4,5年前はチャットで。今はメールのやり取りなので2時間はかかりました。


Apple社のiTunes。これもクラウドでライセンス管理されていますので、パソコンをフォーマットする前にはライセンスを解除しておかないと、新しいパソコンなどでうまくアクセスできなくなることもありますので注意が必要です。


再セットアップもほぼ終わり、今朝はブログを書き始めることもできるようになりました。


ソフトなどパソコンの起動も早くなり、CADのエラーも直り仕事ができるようになりましたが・・・・なぜか一つ変なものが入ってしまいました。


パソコンの右画面で寝てるやつが。

2016-12-07 17.30.04

それも鼻風船を作って(苦笑)

AutoCAD バージョンアップ

先週までイベントや地元行事に追われていたのですが、今週はまじめに仕事をしている格好をしています。(笑) 


先日現場に3DのプレゼンをするデータをノートPCに入れて車で走って持って行ったのですが・・・・AutoCADが動かない。というか1つの操作をするのにとても時間がかかってまともにプレゼンする事にはなりませんでした。
現場の人からは、「きちんと見れるようになってからまた来てね」と。

当たり前ですよね・・・。 

先月末まではまともに動いていたのに?なぜ?

と帰りながら原因を考えていたのですが、もしかしたらWindows10のアップデートで問題が起こったのかも。どうしよう・・と考えて、昨日はAutoCADのバージョンアップを試みました。


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AutoCAD自体は今年の夏前にver.2017が発売されていたのですが、”Civil3D の日本仕様”がまだ完全でなかったためVer.2016からのバージョンアップをしていませんでしたが、運よく10月の中頃に完成版が出ていたので、HPからどでかい(30GBぐらい?)ファイルをダウンロードして安心してバージョンアップできました。


Autodiskのsubscription(年間契約)をしていますと、HPより新しいソフトをダウンロードすることができます。
Autodisk Accunt     (HPに入るには契約IDとパスワードが必要です)

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昨年まではソフトはUSBに入れられ郵送されていたのですが、今年からは製品はダウンロードで対応されています。


そして日本仕様やAutocadの追加アプリケーションはこちらから

Autodisk APP STORE     (ダウンロードするには契約IDとパスワードが必要です)


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この日本仕様とは”AutoCAD Civil 3D専用”のアプリであり、道路中心線XMLなどの取り込みや、測点・縦断図などの表示が国土交通省の様式になるようにできるものです。普通にモデリングなどを作るのであれば早めのVer.UPする方が良いですね。

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早速過去のデータを使ってみますと・・・・ いい!!

動きは滑らかになり、3Dデータを回転させてもスムーズになりましたね。
また大きな改善と思われるのが、Ver.2016の時は大きなデータを使っているとソフトが”フェイタルエラー”(強制終了)で保存していない作っているデータが消えていましたが、今のところVer.2017では強制終了されませんね。


国が進めているCIM(Construction Information Modeling)が、加速しているのか3DCADはどんどん進歩をしていますね。

Windows 10

7月29日からWindows 10のバージョンアップが開始されましたが、毎回のことながら世間の様子を見てからバージョンアップするようにしているオイラですが、サブ機にしている5年前のWindows7のPCを無料バージョンアップしてみました。
 

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実はお試し版のWindows10は、もう使ってみていましたがお仕事ソフトが入っているPCには初めてですね。
 

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Windows 7、8、8.1 を使用されている人は右下の時計があるところにこんなマークがありますが、このアイコンを押して日時を予約してからバージョンアップすることが出来ますが、下記のホームページより直接取得することもできます。


Windows10のダウンロードHP


環境にもよりますが2,3時間あればできると思います。

一通りバージョンアップも出来ましたが、このバージョンアップしても、以前のバージョンに戻すこともできる機能がついています。でもオイラは以前のバージョンに戻すぐらいなら再セットアップしますので、不要な旧Windowsを削除しました。


ディスクのクリーンアップ

Windowsの”システム”からやデスクトップアイコンを右クリックしてプロパティからでもできます。

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この画面からですね。ここで左下の”システムファイルのクリーンアップ”を押して再度不要ファイルを探します。

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するとこのようにWindowsインストールファイルも削除できるようになります。

オイラのPCでクリーンアップしますと


   クリーンアップ前  使用容量 131GB

   クリーンアップ後  使用容量 105GB


スッキリ!(笑)

続いて”ドライブの最適化”をやって終了です。


さて、問題の使えなくなるソフトは無いか?をチェック。
ちなみにオイラのWindows10は64bit版をインストールしています。
  ・国土交通省の電子納品チェックソフト      起動

  ・道路工事完成平面図チェックソフト       起動

  ・広島県の電子納品チェックソフト         エラーが出ながら起動

  ・AutoCAD 2015                   起動

  ・AutoCAD Civil 3D                                   起動

  ・JW_CAD                        起動

  ・Ho_CAD Pao                                            起動

  ・建設システム デキスパート 起動

  ・CALS MASTER  2014                                起動


とりあえず起動テストのみで、実際使ってみてエラーが出るかは分かりません。

AutoCAD Civil3DはWindows8.1にすると使えない機能もありました。

Microsoftの製品を使っている人でしたらバージョンアップしても大丈夫でしょうが、特殊な専門ソフトを使っている人は「用心」ですね。


最近パソコンの動きが遅い・・・と思われている人にはスパッとバージョンアップしてみるのも一つの手ですかね。OSが新しくなって動きが早くなると思います。(メモリー不足で遅いのはだめですよ)

CIM

昨日は久々にCADのセミナーに参加してきました。
お題はCIM (Construction Information Modeling)。
建築で言うとBIM(Building Information Modeling)ですが、建築分野・建設分野の区分けで名前が変わっていますが、どちらも

「コンピュータ上に作成した3次元の形状情報 に加え、室等の名称や仕上げ、材料・部材の仕様・性能、コスト情報等、建物の属性情報を併せもつ建物情報モデル(BIMモデル) を構築すること」
が目的となっています。

世界的にはBIMしか存在しないのですが、日本ではこの2つの言葉で区分けがしてあります。

このたびはAutodesk社の製品を見せてもらいました。
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オイラも以前からこの手のソフトを6年前から使って仕事をしていましたが、最近は3Dという言葉に慣れているのか、時たまこの手の仕事が来るようになりました。
でも、何かと操作方法が複雑でして、時たまこのソフトを使うと?????マークが頭の中を回ってきます。

しかしオイラが持っている部分は大きく変化していませんでしたが、それに付随する関連・連携ソフトが出て進化していますね。(ほしい・・・:笑)
昨日は”Autodesk Infrastructure Design Suiteの話でしたが”プロジェクトの素案を作る時などに使うソフト”とありましたが、オイラは施工に使いたいのでmm単位まで合わせたいですね。

3Dプリンター・3DCADと昨年から急に話が進化が進んでいますので、時代についていくには脳のしわを増やさないとついていけませんわ。(笑)

CIMが始まりますね

最近土木・建築には3D(3次元)CADの進化が加速しているように感じています。
ここ年々かで3Dの話は上がってきていましたが、いまひとつ進化・活用が少なかったかと思われます。
その3D化にも活用としては色々とあるかもしれませんが、大きく分けて2種類かと。

1、モデリングをして図面(絵)を作り、完成イメージを調べるため

2、3Dデータを使用して資材など数量を算出するため

かと思われます。
どちらも一昔は難しいものと思われていましたが、最近はCADの進化やフリーソフトでだれでも高価なCADを手に入れることができるようになり、3D化が加速していますね。

以前から話しているように、現状は3Dなのに、土木図面は2Dで作っている時点で、仕事のロスが出ているものだと。
でも”3D図面ってどのようにとりあつけばよいの?”
と考えるところですが、ちょっと発想を変えてみると、案外 「今現場で使っている機材でできるんだ〜」ということに気づくはずです。

ちなみに先日オイラが仕事をしてきた現場。
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災害で山が大きく崩れた現場。土量が知りたいけど近づくことができない。
「こんなときに数千万円もする3Dスキャニング機器があれば〜」 と、思われますが、もし会社に”ノンプリズムTS”があれば少しずつですが計測することができます。
それを計測した点を2DのCADにXY座標でプロットして、断面を切りたい線を一本入れます。
その線に近い点を選び、その点間距離を調べて各点の高さで断面(横断)を書いていきます。
(作業工程を文字で書いても分かりにくいですね。さらっと読んでください)
AutoCADのLTは根本的に3DCADからできていますので、XYZでプロットすることができますよ。

10年前は建設会社に勤めていて、現場ではオイラも上記の方法で断面図を作ったりしていました。
でも最近は3DCADを手に入れたのでこの通り。

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モデリングから断面を作ることができ好きな断面を作ることができるようになりました。

でもこの3D技術も10年以上前からあったのですが、使う人が少なかっただけなのですけど、土木現場にもTSの進化によりグーンと3Dを加速することになりそうです。

土木のCIM(Construction Information Modeling)がスタートしています。
オイラも本日は広島で講演会があるので参加してきます。

横断図自動作成

トータルステーション(TS)を使って現場で横断測量することが多くなりましたよね。
そこで数年前にExcelでTSデータを成果簿に書き、そのままAutoCADに作図出来る様式をこのブログで紹介しましたが、新しいバージョンのAutoCADでは使えないエラーが出ていました。
オイラも2年前にやっとAutoCAD2011にして気づきました。コメントに「作図できません」と入れてくださったのですが、なかなかリリースすることに至っていませんでした。

調べるとAutoCAD2008以降のあたりからそれまでに使えていた言語が使えなくなっていまして、こんなエラーが出ていました。

なので動くようになりましたのでリリースすることにしました。
(前からなのですが、計算方法や追加距離の入力でうまくプロットできないこともありますので失礼します)

※Excelの様式ですが、マクロを使えるようにしておいてください。

観測手簿にセンターからの追加距離・前視・ミラー高を入力します。
そして共通作図要素で、基準高(DL)を決めてください。

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AutoCAD転送画面を起動を押します。

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CADへプロットするのに現況線のラインのみか測点ポイントもプロットするか決めます。

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そしてAutoCADのコマンド部分をクリックして ”右クリック”→ ”張り付け”を行いますと、

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こんな感じにCADに作図してくれます。

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今回修正するに当たり大きな変更箇所は、作図する情報を自分で付けられるところですかね。
レイヤ名、線種、線幅、線色が自分で決めて作図することができます。

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ダウンロードはこちらから無料でどうぞ

「AutoCADPlot202.zip」をダウンロード

(AutoCAD2008〜2011までは点検しています。)

そしていつもと同じですが、とことん使いこんでいませんので、使う人の責任においてご使用ください

新しいものにはチャンスがあり

今頃の仕事に欠かすことの出来なくなった”パーソナルコンピューター(パソコン)”。
オペレーションシステム(OS)が数年ごとに変わってきていまして、使っている人にとってはとんでもないことですね。

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しかし作っている会社も進化が必要でして、新しいOSを出さないと売れない訳で、開発して新製品を出さないと行けないのがソフト開発会社の宿命ですね。
そしてそれに付随するソフトウェアも進化していかないと売れないし、過去OSでしか使えないソフトウェアになってしまいます。
オイラはソフト開発会社に勤めていたことはないのですが、確かに大変な努力がと開発費が必要になっているものだと思います。
でも、ちょっと考えてみると、OSが変更があるからそれに付随するソフトウエアが売れるし開発するという工程があるわけなんですよね。

おや〜、建設業から立場が変わっても進化があるからこそ、経済・雇用が成り立っていることが多々ありますよね。
もちろん新しいことをやる・使うにはリスクはありますが、チャンスでもあるのですよね。

最近の建設業界をみていますと、以前は形決まった施工方法や無難な書類の作り方・施工方法でしたが、なにか、現場の人も
「チャンスがあれば新しいことにチャレンジしてやるぞ!!」
という目線に変わったと思います。これは”建設業のイメージアップ・創意工夫”などを課題に現場を進めているせいかなと思われますね。

進化 = 知恵を出す = 新たなるチャンス

話は元に戻りますが 「Windows XPはいいよなー」と言っている人が多くいますが、この先何年パソコンを使うか!
「安定=安心」 と 考えれているかもしれませんが 「安定=停滞」となっていることもあります。

何事にもチャレンジですね(笑)


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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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