勉強のためにCALS/EC MESSE2008に来ているもぐらです。

さて勉強になっているかは別として、CPD付き講習会にも出ています。

これからのCALS/ECの動きや現状のセミナーから、メーカーさんの
最新ソフトの発売が一同に集まっており、通常見れない・聞けないことが
勉強できます。

さて昨日のセミナーやシンポジュウムのお話を書きましょう。
CALS/EC MESSE2008

 

 

 

今年のキーワードは”生産性の向上”でしたね。
今の建設業界は利益率が思いっきり下がっているのは入札価格が下がって
いるのだけでなく、”無駄”なことが多くあり、そこをいかに無くし、儲ける仕組みを
作れるかが課題となっています。
そこで昨日は国土交通省の大臣官房技術調査課の技術調整課長を含め
岐阜県建設技術企画監、JAL、JR東日本、大手建設会社の5人がパネリストで
議論がありました。

そこで話があったことを列記してみます。

話は飛行機業界の連携やすばやい対応を建設業界にもってこれないかが争点
だったとオイラは聞いていました。
その中でひとつの公共事業で発注者・設計・施工と各分野の人たちの連携が
悪いところに目がつけられました。
つまり今も工事を取って、着手するまでには施工計画・工程計画があるのは
当たり前ですが、照査に非常に長い時間がかかっていることです。
これ、設計会社が計画して何で施工会社がもう一度設計(照査)しなければ
ならないのかです。
このことで無駄なコストがかかっている。それを3者会議などを着手時に行って
スムーズに工事を開始してはどうかと云うことでした。

発注者に「この設計がおかしいことはどうするのですか?」と問い合わせを
しても、1,2ヶ月たたないと回答してもらえないことが多々あります。
発注者は「回答が遅くなったね!」と簡単に言うけど実際設計・施工会社では
では待つ時間もコストがかかっているのです。

この”待つ”という無駄なコストを落とすために”ワンデーレスポンス”を行う
べきだと皆さんの回答がありました。
これは発注者は質問・書類を提出してその日のうちに回答としようということです。

この会には多くの地方団体の発注者が聞いており、少しでも良い考えに変わって
くればよいと聞いていました。

とりあえず本日の報告はここまでとさせてもらいます。

本日はメインのCADについてしっかりと聞いてくる予定です。