もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

TS

無いものは自分で創れ

今週は内業が溜まっていまして、朝ちょっと時間を使ってブログを書けますので久々の連日投稿(笑)を。

オイラは工事現場のサポートという仕事で、建設現場で
「○○○の業務をしてほしい・・」
そこでオイラに仕事を下さる人は、
「時間が有れば自分でやるのだけど、工期、他業務に押されて仕方がなく外注」
というお客さんが多いと感じています。

ということはオイラに仕事を預ける以上、オイラは現場の人より早く仕事を仕上げなければならないのだと日夜精進している所存であります。

でも、土木現場においてもっと便利なソフトができれば、現場は楽になるのだけどもな〜と感じるもののそんなわがままなソフトはメーカーさんも作ってくれません。

なのでオイラはExcelで作れるものがあれば自分で作って、業務を早く片付けていく手法をとっていますけど「いろいろ作ってたなー」と感じています。
しかし、作ってその現場で使用して・・・・次に同じような業務の時に

「以前も同じようなものを作った気が・・・・」

とボケが始まっています。(苦笑)
先日お客さんから図面依頼が来ましたが、「こりゃExcelで数式を作ってCADで描画した方が早いな」と今朝も過去の書式をつくりかえていました。(人に配れる代物ではないですが)

image

今回作ったのも以前からあったらいいな〜と感じてはいましたが、目の前に来ないと作らない。
人間って苦労をしたり、追い込まれたりしないと頭を使わない動物なんだなーと感じています。(笑)

バッテリー

ベタな見出しですが、最近測量の仕事が増えまして、トータルステーション(TS)を持ち出すことが多くなっています。
そこでオイラに一つ悩みが出ました。

「この機械って、1日フル稼働させることができないんだー」と。

どういう意味かと申しますと、オイラが持っているTSには、バッテリーが3個ついています。
入れ替えて使うのですけど1つが約2時間しかもたなくて、フル稼働するには一回一つを充電しなければならないのです。

2013-11-13 06.53.11

「じゃ、もうひとつバッテリーを買えばいいじゃん」と思われますが、もうひとつこれに悩みも有るのです。

「TSのバッテリーを変えに行くのがめんどくさい!」
自動追尾でして、山の上や遠くに据えていますので交換に行くにも無駄な時間出てきます。
最近は”TSを用いた出来形管理”が国交省で始まっていますが、山を切って地盤が下がると・・・・基準点は当然山の上。
これが対面の小段を計測していると降りて上がり、そして降りて上がるという行動をとらなければならないのです。

さて今日の本題。
スマホなどと同じように充電用の大容量のバッテリーが無いかなーとネットを探していますと有ったので購入してみました。

-20131030_6323
バッテリー容量の目安でスマホなどは約3000mAh 。TSバッテリーの容量 5000mAh.
で、今回の携帯バッテリーは・・・24,000mAh。
USBの充電や19,16,12Vの出力も付いていますので、ノートPCの充電もできます。
(コネクターは20種類ついていました)

2013-11-01 15.18.28 2013-11-01 15.18.35

そこでTSの12V用ケーブルも購入して、この携帯バッテリーに接続できるように改良しました。

2013-11-02 15.04.54

では、初使用。3時間フル稼働をさせて使ってみましたがバッテリーも半分ぐらいまでしか減っていませんでした。
計算上10時間は持つ予定ですが、とりあえず8時間持ってくれればOK。
このほか、動きが少し速くなりまして、追尾能力が上がったのは予想外でした。

活用方法はいろいろ。12Vが使えますのでイノシシよけの電気柵にも使えますね。(笑)

追加記事(20131116)

  昨日丸一日動かすことが有りました。結果6時間の稼働でした。
  バッテリーの計算ですが、7.5Vで5000mAh と5Vで24000mAhでは、少々計算が違うのでしょう。
  でも半日はバッテリーのことを気にせずに使えますのでとても楽になりました。
   

雪の仕業

間抜けなお話を一つ。
1月末頃はとても寒気がひどくて、とても寒い時期が続きましたね。
そんなときのお話です。
朝一番から測量を始めたんですが、突然トータルステーション(TS)が動かなくなりました。

おかしいな~と近づいてみますと

気泡.jpg

「あれ~?機械を据えるときにはきちんと気泡を合わせていたのに~」

で、据付場所を見ますと・・・・

TS.jpg  脚.jpg

お恥ずかしいことに雪が溶けて傾いたのですね~(笑)

朝一ではカチコチだったのでいくら足で三脚を踏んでもしっかりと立っていたのですが、時間とともに・・
もう一度全部チェックしましたが50mぐらい離れていて0cm~2cmぐらい違っていました。(きちんと直しましたよ)
つまりじわじわと傾いていたんでしょう。(笑)

雪国での土木の鉄則。  【土と雪を混ぜるな】 ですね。
汚れた雪を埋戻土につかって、春には大きく陥没していたという話を何度か聞いたことがあります。(手直しですな)

もう一つ。「雪が溶けると何が出てくるか分からない」。無くなったはずの工具が出てくることも。(笑)

月別記事
皆さんのコメント
自己紹介

もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

アクセス(一人1日1回)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

もぐらへのメール
カテゴリから検索
記事検索
QRコード
QRコード
もぐらのめ
スマホ・タブレットはこちらから
  • ライブドアブログ