もぐらくん

田舎に住んで公共工事のお手伝い。現場管理からCIMまで現場の実情を記事にします!!

Windows8

Windows の移行には

以前に何度か「来年Windows XPのサポートが終了します」と記事にしていましたが、Office2003も一緒でした。

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Office2003については、ツールバーがリボン形式に変わる「Office2007がいやだー」と駄々をこねている人もいるようで、実はオイラもその一人でした。
でもお客さんのサポートをしているとこのExcelのリボン形式での質問も来るようになって、2007を購入しました。
やはり最初は戸惑いましたね。今まで使っていたアイコンやメニューバーが見当たらないということが。
でもやはり”慣れ”が一番。時間とともに克服していきました。

以前も書きましたが
「これからあなたは何年パソコンを使いますか?」
と題して、いつかは新しいものに切り替えていかなければならないのであれば、周りがある程度ソフトを切り替えた際に一緒に切り替えていく方が、結果的に仕事効率が上がることもあるでしょう。

昨日オイラがよく行っているパソコンショップに寄ってWindows8の話をしたのですが、ちょっと間違った認識をされていましたね。
オイラがWindows8の32bitを導入していますが、Windows7の32bitではインストール・動作しなかった古いソフトも8ではなんとか動いています。
でもお店の人は「Windows8はダメだよ」否定。 自分が実証した話をしますと、「実際はそうなんだ〜」と再認識されていました。

そこでこれから会社などで新しいOSなどを導入される際には、1台テストをしてそれから社員に新しいものを配る方が賢明かと。
社員の戸惑い = 仕事効率が落ちる = 会社への不信
となることでしょう。
新しいことには何事もリスクが付きもの。
「本日の作業 : 新しいパソコンの導入」 それに対するリスクアセスメントは・・・・・・てな感じで現場の人はリスク予期に慣れているのでは?(笑)

新しいものにはチャンスがあり

今頃の仕事に欠かすことの出来なくなった”パーソナルコンピューター(パソコン)”。
オペレーションシステム(OS)が数年ごとに変わってきていまして、使っている人にとってはとんでもないことですね。

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しかし作っている会社も進化が必要でして、新しいOSを出さないと売れない訳で、開発して新製品を出さないと行けないのがソフト開発会社の宿命ですね。
そしてそれに付随するソフトウェアも進化していかないと売れないし、過去OSでしか使えないソフトウェアになってしまいます。
オイラはソフト開発会社に勤めていたことはないのですが、確かに大変な努力がと開発費が必要になっているものだと思います。
でも、ちょっと考えてみると、OSが変更があるからそれに付随するソフトウエアが売れるし開発するという工程があるわけなんですよね。

おや〜、建設業から立場が変わっても進化があるからこそ、経済・雇用が成り立っていることが多々ありますよね。
もちろん新しいことをやる・使うにはリスクはありますが、チャンスでもあるのですよね。

最近の建設業界をみていますと、以前は形決まった施工方法や無難な書類の作り方・施工方法でしたが、なにか、現場の人も
「チャンスがあれば新しいことにチャレンジしてやるぞ!!」
という目線に変わったと思います。これは”建設業のイメージアップ・創意工夫”などを課題に現場を進めているせいかなと思われますね。

進化 = 知恵を出す = 新たなるチャンス

話は元に戻りますが 「Windows XPはいいよなー」と言っている人が多くいますが、この先何年パソコンを使うか!
「安定=安心」 と 考えれているかもしれませんが 「安定=停滞」となっていることもあります。

何事にもチャレンジですね(笑)


古いAutoCADはWindows8で使えるのか?

昨年の10月末に発売されたWindows8ですが、当方Windows7変更したときも遅いので「もうOSの変更か?」と思ってしまいますよね。
1月も終わりに近づきましたが、このWindows8のアップグレード版が来月2月からは大きく値上がりする予定となっています。
今月までは税込3,300円(ダウンロード版)または6,090円(パッケージ版)で格安販売されていますが、2月からは27,090円(ダウンロード版/パッケージ版とも)と大きく値上がりするようになっています。 詳しくはこちらで。

というわけで、先日1本買って来ましたので、ソフトを入れてみました。
-WIN8    -20130126_0741

仕事をしているメインのパソコンにはまだ恐ろしいので、ゴミ捨て場に捨ててあったパソコンを分解修理して使っているパソコンに入れてみました。
CPUはCeleron(R)2.53GHz 、メモリーは1.5GBという7年前ごろの製品ですが、余分なHDDが無いので今回はSSDにWindows8を入れてみました。
SSDを入れますのでスペックが低い機械ですがそこそこ早くなることは確実です。
この機械のスペックを示す”エクスペリエンス インデックスを見ますと 2.2 ととても低いですね。

-20130126_0742

で今回の目的は 「古いAutoCADはWindows8で使えるのか?」です。
パッケージ版は32bitと64bitの両方のDVDが入っていますので今回は”32bit”のOSを選んでいます。

まずはAutoCAD2000iから。
-20130126_0747 -20130126_0748
いろいろとエラーはでましたが、なんとかインストールが終わりました。
使ってみますと・・・・
-20130126_0752
動くじゃありませんか。Windows7の32bitに入れた際は、数日たってから使えなくなりましたので、まだはっきりと使えるとはいいがたいですが、2日使ってみましたが今のところOKですね。
次にAutoCAD2008 Civil3D をいれてみました。
これも何度かエラー表示されましたが、入りましたね。
-20130127_0761
このCivil3Dは非常に重たいソフトなのですが、OSのせいなのかSSDのせいなのか、とても軽く動いていましたね。
今は高スペックのPCにXPを入れてつかっていますが、この低スペックのPCでもいい感じでした。
今回テストしたソフトは
  AutoCAD 2000i   ○
  AutoCAD  2008   Civil3D   ○
  Photoshop5 ○
  Office 2003 ○
  Pentaxのサーベイアシスト(測量器との連携ソフト) ×

あとびっくりしたのが、XPではマザーボードのドライバーを入れないとLANや音声が出ないのですが、Win8を入れると知らないうちにLANもつながり音もでる。
これは古いパソコンを捨てなくてもいいなと。(機械によっては違いますのでご注意を)
2014年4月にXPのサポートが終わるにあたり、今回の8はXPに少し近いものに仕上がっていることを祈っていました。

まとめとして、あの特殊なスタート画面は、いろんなソフトを使う際には便利なことが分かりました。ウインドウズマークのキーを押すとスタート画面を表示するため、必要なソフトをすばやく起動するにはとても便利だと思いました。
また”操作が軽い”が感想ですね。

XPよりはWin7が安定して良いと感じていましたが、Win8も魅力的になったというご報告です。

Windows7でAutoCADの旧バージョンを使う

以前の記事 Windows7を仕事用に(レポ) で、AutoCADの旧バージョンをWindows7にインストールする方法を・・・書いていました。
Windows7は、旧バージョン(2000、XPなど)と、互換性をよくする設定が有りますので、今日は少しそのあたりを。
-Auto

アイコンの上で右クリック→プロパティをクリックして下図の画面を出します。
-gokan
ここで互換性モードを変更したいわけなんですが、PCの設定で出来なくなっている方は、一番下の「すべてのユーザーの設定を変更」を。

-ver

すると互換性モードでそのソフトが動く(起動)出来るバージョンを選ぶことが出来ます。
これを何度かやってみて、動くところを見つけるのですが、Windows7のOS更新などにより使えなくなることが有ります。
ちなみに私はAutoCAD2000を昨年の8月頃にいれて、しばらく使っていましたが、だんだんとエラーが増えてバージョンを上げました。
AutoCAD Civil3DはWindows7の32.bit にはインストール出来ましたが、64bitでは悲しくも全くインストーラーが動きませんでした。
AutoCAD2000iは、どちらも使っているうちにエラーになったりします。

そこで、旧シリーズを無理やり使う際には、Windows7のProfessional以上のエディションなら、HPからWindowsXPモードを導入することが出来ます。
Windows7でWindowsXPモードを    Windows7で使えるWindowsXPモード など、こちらの要領をみてインストールしてください。
ちなみにWindows Homeエディションでしたら、買い方によっては数千円〜でProにバージョンアップできます。
または使わなくなったWinXPをバーチャルモードでWin7にインストールする方法も有ります。(詳しくはネットでさがしてください)

とりあえずオイラのPCにもXPモードを入れてみました。
-XP
-XPmodo
XPモードを起動してAutoCADを起動しますとこんな感じで使えます。
ちなみにWin732bitでXPモードを使いますとメモリー不足(32bitはメモリーを3GBまでしか認識しませんので)カーソルの動きが悪くなります。いざというときは使えますが。
今回64bitに入れて使ってみましたが(メモリー8GB)、そこそこ動きますね。
標準でXPモードはメモリーが512MB。 XPモードとWin7の使用メモリーの割合を変更すればもっと快適に使えるかもしれません。

まだWinXP入りの高いパソコンを買われている人もよく見かけますが、安いWin7で次世代に向け、新バージョンのソフトに切り替える方をお勧めします。
もちろんコストはかかりますが、”未来”を見た際にはどうか? を考えて行きましょう。


≪追記記事≫ 2012/08/30

XP Mode を詳しく記載しました。
『 Windows7 のXP Mode設定+α 』 2012/8/1 記事を参考にしてください。


≪追記記事≫ 2013/02/12

2012年10月にWindows8が発売になりましたが、古いAutoCADはXPでしか使えないかと思いきや・・・

『 古いautoCADはWindows8で使えるか? 』 2013/01/28 記事を参考にしてください。


 

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もぐらくん

サラリーマンを辞め、田舎に住み、測量・土木一般の図面の出張サポート会社をやっています。
土木の3次元データ作成なども始めまして、まだまだ土木の発展を信じて仕事をしています。

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